【2025年】京都の桜のライトアップ情報！夜桜が写真映えするスポットをご紹介

2025年春の京都で行われるライトアップイベントや桜の鑑賞スポットが気になってはいませんか？今年も、京都ではさまざまなライトアップイベントが予定されています。この記事では、公園、神社、寺院に分けてライトアップイベントをご紹介します。

【2025年】京都の桜の見ごろはいつ？

京都の桜は2025年3月下旬から4月上旬が見頃となります。気象予報では、京都市内の桜は3月27日頃に開花し、4月4日頃に満開を迎える見込みとなっています。

桜が楽しめる期間は、3月15日前後から4月15日前後が目安となりますが、桜の種類によっても開花時期が異なります。

桜の種類と開花時期

京都の桜は4月上旬ごろにソメイヨシノが見ごろになります。

• ソメイヨシノ
  日本の桜の代表格で、全国の桜名所の約8割を占め、桜前線はソメイヨシノの開花を基準にしています。
• 枝垂桜
  3月下旬～4月下旬に開花し、ソメイヨシノより少し開花が早いことが特徴です。
• 山桜
  3月下旬から4月にかけて開花します。

遅咲きの桜

遅咲きの桜は、八重桜が代表的で4月中旬以降に開花します。

• 八重桜
  ソメイヨシノの後に開花します。
• 大山桜
  4月下旬～5月上旬頃に開花します。
• 高嶺桜
  5月～7月と最も遅く開花します。

円山公園の「祇園しだれ桜」

公園で桜がライトアップされるスポットといえば、円山公園の枝垂桜です。

円山公園

円山公園には「祇園しだれ桜」として知られる「一重白彼岸枝垂桜」があります。現在見られる桜は二代目で、昭和24年に植栽されました。樹高12m、幹回り2.8m、枝張り10mの見事な姿を誇ります。

園内には約300本の桜が植えられており、春には多くの花見客で賑わいます。これらの桜は他の樹木と比べて根の伸び方が浅いという特徴があり、公園では樹勢回復や土壌改良などの保全活動を行い、桜の健全な育成に努めています。

枝垂桜が咲き始める3月下旬から4月上旬に「祇園しだれ桜」が、毎年ライトアップされます。夜の闇に浮かぶ満開の枝垂桜は、迫力があります。

-INFO-

円山公園

住所：京都府京都市東山区円山町

ライトアップ：日没～22:00

定休日：年中無休

予約可否：不要

公式HP：https://kyoto-maruyama-park.jp/

※円山公園は都市公園のため、入場料は無料です。ただし、桜のライトアップ期間中は夜間でも安全に観賞できるよう照明が設置されます。

幻想的な神社のライトアップ

神社のライトアップでおすすめのスポットは、平野神社と平安神宮です。

平野神社

平野神社の桜のライトアップは2025年3月22日から4月13日まで、日没から21時頃まで開催されます。境内には約60種400本の桜が植えられており、早咲きから遅咲きまで約1ヶ月間楽しむことができます。

江戸時代から「平野の夜桜」として知られる由緒ある桜の名所で、魁桜、寝覚桜、平野妹背など珍しい品種も見られます。趣のあるぼんぼりや灯篭の明かりによって桜苑と境内がライトアップされ、幻想的な雰囲気を演出します。4月10日には桜花祭が開催され、時代行列が氏子地域を巡行します。

-INFO-

平野神社

住所：京都府京都市北区平野宮本町1

ライトアップ：日没～21:00

定休日：年中無休

予約可否：不要

公式HP：https://www.hiranojinja.com/home

平安神宮

平安神宮は京都を代表する神社の一つで、平安時代の優美な建築様式を今に伝えています。2025年3月15日から9月30日までの参拝時間は朝6時から18時まで、お守りやお札、朱印の受付は7時30分からとなっています。神苑の拝観は8時30分から17時30分まで可能です。2025年4月3日～7日に、平安神宮 桜音夜 紅しだれコンサート2025が開催される予定です。開催期間中は、東神苑と南神苑の枝垂桜がライトアップされます。

-INFO-

平安神宮

住所：京都府京都市左京区岡崎西天王町97
ライトアップと演奏：18:15～21:00

定休日：年中無休

予約可否：要チケット購入（コンサート参加の場合）
料金4,000円（前売3,000円）、小学生3,500円（前売2,500円）

公式HP：https://www.heianjingu.or.jp/

荘厳な寺院のライトアップ

桜と歴史的な建造物がライトアップされる様子は、荘厳な印象を受ける光景です。ここでは、寺院のライトアップスポットを紹介します。

清水寺

清水寺では2025年3月25日から4月3日まで春の夜間特別拝観が開催されます。約1,500本のソメイヨシノや山桜が植えられた境内では、清水の舞台や三重塔など世界遺産の建造物と桜が幻想的にライトアップされます。特徴的なのは、観音様の慈悲を表す青い一筋の光が夜空に放たれる演出で、約500基の照明により桜と建造物が美しく浮かび上がります。奥の院からは、桜に彩られた清水の舞台を一望できる絶景ポイントとなっています。

-INFO-

清水寺

住所：京都府京都市東山区清水1-294

ライトアップ：18:00～21:30（受付は21:00まで）

定休日：年中無休

予約可否：不可

公式HP：https://www.kiyomizudera.or.jp/

高台寺

高台寺では2025年3月14日から5月6日まで春の夜間特別拝観を開催します。境内には約50本のソメイヨシノや枝垂桜が植えられており、方丈前庭・波心庭の枝垂桜が幻想的にライトアップされます。特に波心庭では、桜と枯山水庭園のコラボレーションを楽しむことができます。混雑を避けるなら21時頃の入場がおすすめで、約1時間で境内を巡ることができます。竹林のライトアップや京都市内の夜景も見どころの一つです。

-INFO-

高台寺

住所：京都府京都市東山区高台寺下河原町526

ライトアップ：17:00～22:00（受付終了21:30）

定休日：年中無休

予約可否：不要

公式HP：https://www.kodaiji.com/

東寺

東寺では2025年3月15日から4月13日まで夜桜ライトアップが開催されます。境内には約200本の桜が植えられており、特に樹齢130年を超える八重紅枝垂桜「不二桜」と日本一高い五重塔のコラボレーションが見どころです。不二桜は樹高約13メートル、枝張り約10メートルの見事な姿を誇り、LEDによる温かな光に包まれた姿は幻想的です。金堂・講堂も特別にライトアップされます。

-INFO-

東寺（教王護国寺）

住所：京都府京都市南区九条町1

ライトアップ：18:00～21:30（受付は21:00まで）

定休日：年中無休

予約可否：不要

公式HP：https://www.toji.or.jp/

まとめ

今回は、京都のライトアップについてご紹介しました。春の京都では、公園、寺院、神社などで桜のライトアップが開催されます。春の観光は、日中は暖かくても夜は思いのほか冷えるため、羽織物やショールなどがあると安心です。

京湯元 ハトヤ瑞鳳閣

「京湯元 ハトヤ瑞鳳閣」は京都駅から徒歩5分で、観光の拠点に便利な立地が特徴です。ライトアップが開催される清水寺へは車で15分、東寺には6分程度と近いため、ライトアップ観光をした後すぐにホテルへ戻ることができます。人気のプライベート温泉付き客室では、ゆったりと天然温泉で冷えた体を温めることができます。

-INFO-

京湯元 ハトヤ瑞鳳閣

住所：京都府京都市下京区西洞院通塩小路下ル南不動堂町802

営業時間：24時間（フロント）、カフェ8:00～18:00（17:30LO）、Bar 17:00～2:00

定休日：年中無休

予約可否：可

公式HP：https://kyoto-hatoya.jp/

快適なひとときを提供するハトヤ瑞鳳閣を、ぜひご利用ください。

※記事の内容は2025年2月時点の情報のため、予告なく変更になる可能性があります。お出かけ前には公式サイトで最新情報をご確認ください。