ぬる湯 vs. 熱湯 どっちが痩せる？入浴カロリー消費の真実

「お風呂に入るだけで痩せられる？」そんな夢みたいな話、本当にあるのでしょうか？実は、入浴によって消費されるカロリーは意外とバカにできません！特に正しい方法を取り入れれば、血流促進や基礎代謝アップにもつながり、ダイエットのサポートになるんです。

今回は、お風呂でのカロリー消費の仕組みや、より効果的な入浴法について詳しく解説していきます！

そもそも、お風呂でカロリーはどれくらい消費されるの？

お湯の温度や入浴時間によって、消費するカロリーが変わるのをご存じですか？

お湯の温度	20分入浴時の消費カロリー
42℃	約220kcal
40℃	約110kcal
30℃	約50kcal
36℃（不感温度）	ほぼカロリー消費なし

お湯の温度が高くなるほどカロリー消費も増えますが、熱すぎるお湯は体に負担をかけることも。自分に合った温度を見つけることが大切です。

どうしてお風呂でカロリーを消費するの？

「座ってじっとしてるだけなのに、なんでカロリーを消費するの？」と思うかもしれませんが、これにはいくつかの理由があります。

① 体温上昇によるエネルギー消費

お湯に浸かることで体温が上昇し、体は汗をかいて体温を下げようとします。この体温調整の過程でエネルギーが使われるため、カロリー消費につながるのです。

② 血流が良くなり基礎代謝が上がる

お湯の温熱効果で血管が拡張し、血流がスムーズになります。これにより体の隅々まで酸素や栄養が届きやすくなり、基礎代謝の向上が期待できます。

③ 水圧による負荷

お湯に浸かることで水圧がかかり、自然と心臓が普段よりも活発に働きます。これはまるで軽い運動をしているような状態で、エネルギー消費を促してくれるのです。

お風呂でさらにカロリー消費を増やす方法！

ただ入るだけでもカロリーを消費できますが、ちょっとした工夫を加えることで、よりダイエット効果を高めることができます。

高温反復浴で脂肪燃焼を加速！

「高温反復浴」とは？

1. 42℃のお湯に3分つかる
2. 5分休憩（浴槽の外で休む）
3. もう一度42℃のお湯に3分つかる
4. これを3セット繰り返す

この方法は短時間で体温が上がり、心拍数も増えるため、より多くのエネルギーを消費することができます。運動後のような感覚になり、脂肪燃焼を促進すると言われています。

ただし、高温反復浴は心臓に負担がかかるので、高血圧の人や体調が優れないときには控えましょう。

ぬるめのお湯×軽い運動で効果アップ

夏などは熱いお湯が苦手な人も多いですよね。そんなときは、30～35℃くらいのぬるま湯に浸かりながら、足の曲げ伸ばしや軽いストレッチをしてみましょう。 お湯の中での運動は、陸上よりも負荷がかかるため、少ない動きでもカロリー消費が期待できます。また、リラックス効果もあるので、夜のリフレッシュにピッタリです

入浴前後に冷たい水を飲む

お風呂に入ると汗をかいて水分が失われますが、それを補うために冷たい水を飲むと、体が体温を戻そうとしてエネルギーを消費します。さらに、代謝がスムーズに働くため、ダイエット効果をサポートしてくれます。

お風呂のダイエット効果を最大限に活かすポイント

お風呂ダイエットを成功させるためには、ちょっとしたコツも意識してみましょう！

✔ 入浴前に軽い運動をする → 体が温まりやすくなり、脂肪燃焼が促進される
✔ 入浴後30分は食事を控える → 体が温まっている間は、食べたものをエネルギーとして吸収しやすい
✔ お風呂上がりにストレッチをする → 柔軟性が高まり、血流がよくなる

お風呂ダイエットの注意点

「お風呂に入っただけで体重が減った！」と喜ぶこともあるかもしれませんが、それは水分が抜けただけ。脂肪が燃えたわけではないので、過度な期待は禁物です。

また、長時間の入浴は脱水症状やのぼせの原因にもなるので、無理のない範囲で楽しみましょう。

まとめ

お風呂に入るだけで少しのカロリーを消費できるのは事実ですが、より効果的にダイエットをサポートするには、正しい入浴法や軽い運動の組み合わせがカギ！

リラックスしながら基礎代謝を上げられるので、運動が苦手な人にもおすすめです。今日からぜひ、入浴時間をうまく活用してみてくださいね♪