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5月の京都観光を満喫!押さえておきたい祭り・絶景・旬の味覚を紹介

観光

5月の京都は、新緑が美しく、心地よい気候で観光にぴったりの季節。歴史ある祭りや自然が楽しめるスポット、旬の美味しい食材など、見どころ満載です。特に京都三大祭のひとつ「葵祭」の開催など、連休も相まって観光にはかなりお勧めのシーズンとなります。

また、青もみじに包まれる東福寺や、静寂に満ちた下鴨神社の糺ノ森は、写真映えする絶景スポットとしてもおすすめです。そんな初夏の京都を満喫するための魅力をご紹介します。この記事を読んで、ぜひ旅行プランの参考にしてくださいね。

5月の京都旅行はどんな服装がおすすめ?

5月の京都は、春から初夏へと移り変わる心地よい季節。特に新緑が美しい5月は、散策や観光にぴったりです。日中は20℃を超える日も多く、軽やかな服装で過ごせますが、盆地にあたる京都では朝晩は少し肌寒く感じることもしばしば。

日中の観光には、薄手の長袖シャツやブラウス、カーディガンなどの軽い羽織りものがあると安心です。昼間は半袖でも快適ですが、寺社巡りや自然の多いエリアでは日陰がひんやりするため、脱ぎ着しやすく荷物になりにくい服装を選ぶのがおすすめです。美術館や体験など室内で冷房が効いている場所でも羽織りものは活躍します。女性ならロングスカートやワイドパンツを合わせると、歩きやすくおしゃれにきまります。

ただし、寺社巡りや嵐山などの自然豊かな場所はそれだけ足元が不安定にもなりますので、少し緩めのパンツスタイルの方が歩きやすくおすすめです。丈が長い方が虫にも刺されにくいですよ。

また、5月は紫外線が強くなり始める時期でもあります。帽子やサングラス、日焼け止めはお忘れなく。歩くことが多い京都観光には、履き慣れたスニーカーやフラットシューズを履いていくようにしましょう。清水寺や嵐山など、石畳や坂道の多いスポットでは特に役立ちます。

さらに、ゴールデンウィークや青もみじシーズンには混雑するため、身軽に動ける服装がおすすめです。小さめのショルダーバッグやリュックを使えば、手が自由になって快適に過ごせます。

押さえておきたい5月のイベント

5月の京都は、伝統と歴史を感じるイベントが目白押しです。この時期ならではの神事や祭礼が各地で行われ、雅な平安文化や勇壮な儀式を間近で楽しめます。ゴールデンウィークの休暇を利用しての観光ももちろんおすすめですが、『イベント』を狙って京都旅行を計画してみるのはいかがですか?

京都三大祭『葵祭』

京都の5月を彩る「葵祭(あおいまつり)」は、約1400年の歴史を誇る伝統行事です。正式には「賀茂祭」と呼ばれ、上賀茂神社と下鴨神社の祭礼として、平安時代から続く格式高いお祭りです。毎年5月15日に行われる「路頭の儀」では、平安装束に身を包んだ行列が京都御所から両神社へ向かい、王朝絵巻さながらの光景が広がります。行列の参加者は約500人にも及び、牛車や馬に乗った斎王代(祭りのヒロイン)の姿も華やか。京都らしい優雅さと歴史を感じられる、春の風物詩です。

葵祭(賀茂祭)
期間:2025年5月15日(木)10:30~ ※雨天順延(前日18:00頃判断)
住所:(上賀茂神社)京都府京都市北区上賀茂本山339
(下鴨神社)京都府京都市左京区下鴨泉川町59
京都御所(10:30)→下鴨神社(11:40頃)→上賀茂神社(15:30頃)
公式ホームページ:(上賀茂神社)https://www.kamigamojinja.jp/
(下鴨神社)https://www.shimogamo-jinja.or.jp/ 

葵祭は5月15日の行列だけでなく、5月初旬から各神社で行われる神事も見どころです。ここからは、祭りを盛り上げる神事を3つピックアップしてご紹介します。

流鏑馬神事(やぶさめしんじ)【下鴨神社】

葵祭の幕開けを告げる「流鏑馬神事」は、5月3日に下鴨神社で行われる、疾走する馬上から的を射る勇壮な儀式です。射手は平安装束に身を包み、長さ約400mの馬場を駆け抜けながら、3つの的を次々と狙います。見どころは、馬の速さと見事な弓さばきの迫力。射手が的を射抜くと邪気が払われるとされ、観客からは大きな歓声が上がります。下鴨神社の美しい新緑に囲まれながら、古式ゆかしい馬術の技を間近で楽しめる貴重な機会です。

日程:2025年5月3日(土・祝)13:00~

料金:有料観覧席有り(料金未定) ※一部無料 

場所:下鴨神社

歩射神事(ぶしゃしんじ)【下鴨神社】

5月5日に下鴨神社で行われる「歩射神事」は、弓を引くことで悪霊を祓い、葵祭の無事を祈る神事です。射手たちは狩装束(かりしょうぞく)という伝統衣装を身にまとい、弓を引き絞って的を射抜きます。特徴的なのは、「蟇目(ひきめ)の矢」と呼ばれる特別な矢を放つ儀式。この矢が風を切る音には魔を退ける力があると信じられており、厄除けとして多くの参拝者が見守ります。静寂の中で響く弓音が神聖な雰囲気を際立たせ、京都ならではの厳かな時間を体験できます。

日程:2025年5月5日(月・祝)11:00~

料金:無料

場所:下鴨神社

賀茂競馬(かもくらべうま)【上賀茂神社】

5月5日に上賀茂神社で執り行われる「賀茂競馬」は、日本の競馬の起源とされる伝統行事で、平安時代に宮中で行われていた馬の競技が神事として定着したものです。馬に乗る騎手は鎧姿で登場し、2頭ずつ馬場を疾走して速さを競います。勝敗は神意を占うものとされ、今年の農作物の出来を占う重要な意味を持ちます。馬の蹄音が響く中、力強く駆ける姿は迫力満点です。上賀茂神社の広々とした境内で、千年以上受け継がれる馬の祭典を体感することができます。

日程:2025年5月5日(月・祝)14:00頃~

料金:拝観席1,000円 (一部3,000円席あり)

場所:上賀茂神社

藤森祭(ふじのもりさい)【藤森神社】

京都市伏見区にある藤森神社で5月1日から5日にかけて行われる「藤森祭」は、約1800年の歴史を持つ伝統行事です。もともとは農作物の豊作を祈願する祭りとして始まり、現在では勝運・馬の神様として競馬関係者からも信仰を集めています。

藤森祭の最大の見どころは、5日に行われる「駈馬神事(かけうましんじ)」。鎧姿の騎手が馬を操りながら、逆立ち乗りや横乗りなどの妙技を披露する迫力満点の神事です。華やかな武者行列や子ども神輿も祭りを盛り上げ、境内は多くの参拝客でにぎわいます。

勝負事にご利益があるとされる藤森神社で、歴史ある祭礼と迫力ある馬の妙技を楽しみながら、運気アップを願ってみてはいかがでしょうか。

藤森祭
期間:2025年5月1日(木)~5日(月)
(駈馬神事) 5月5日 13:00~ 15:00~
住所:京都府京都市伏見区深草鳥居崎町609
公式ホームページ: http://www.fujinomorijinjya.or.jp/ 

写真映え間違いなし!自然と触れ合えるスポット

5月の京都は、青もみじや花々が見頃を迎え、自然の美しさを存分に楽しめる季節。観光の合間にふらっと立ち寄れる緑豊かなスポットが多く、思わず写真を撮りたくなる絶景に出会えます。特に新緑に包まれた名所は、爽やかな風を感じながら散策できるのが魅力です。

歴史ある寺社と自然が調和した景色は、季節ごとに表情を変え、訪れるたびに新鮮な感動を与えてくれます。今回は、京都らしい風情を楽しみながら、写真に残したくなる3つの自然スポットをご紹介します。

東福寺の通天もみじ

紅葉の名所として名高い東福寺ですが、5月は鮮やかな青もみじが見事。特に「通天橋(つうてんきょう)」から望む一面の青もみじは圧巻で、緑の海に浮かぶかのような幻想的な景色が広がります。通天橋は東福寺の象徴的な回廊で、春から初夏にかけての爽やかな風景を求めて多くの人が訪れます。

新緑のトンネルを抜けるような参道や、庭園に映える青もみじも見どころ。混雑を避けたいなら、午前中の早い時間帯がおすすめです。陽光に照らされた青もみじのグラデーションは写真映え間違いなし。静寂に包まれた境内で、初夏の京都ならではの景色を楽しめます。

東福寺
住所:京都府京都市東山区本町15丁目778
時間:9時00分~15時30分
公式HP:https://tofukuji.jp/ 

下鴨神社 糺ノ森(ただすのもり)

世界遺産・下鴨神社の境内に広がる「糺ノ森」は、京都市内では珍しい広大な原生林。約12万平方メートルにおよぶこの森は、樹齢数百年のケヤキやムクノキが生い茂り、古代の面影を今に伝えています。

5月の糺ノ森は新緑が美しく、木漏れ日が差し込む参道はまるで自然のトンネル。ひんやりとした空気に包まれ、都会の喧騒を忘れさせてくれる癒しの空間です。散策を楽しみながら、境内に点在する小川や神秘的な社殿を写真に収めるのもおすすめ。朝の時間帯は特に光が柔らかく、幻想的な一枚を狙えますよ。

糺ノ森
住所:京都府京都市左京区下鴨泉川町59−2−15(賀茂御祖神社(下鴨神社))
公式HP:https://tadasunomori.or.jp/ 

大田神社 大田の沢のカキツバタ

上賀茂神社の摂社である大田神社は、5月になると「大田の沢」で咲き誇るカキツバタが有名。平安時代から和歌にも詠まれたこの名勝は、京都市の天然記念物にも指定されています。

大田の沢一面を紫色に染めるカキツバタは、例年5月上旬から中旬にかけて見頃を迎えます。静かな境内に咲く花々が水面に映り込み、風に揺れる様子はまさに絵画のような美しさ。

小さな神社ならではの落ち着いた雰囲気も魅力で、ゆっくりと花を愛でながら撮影を楽しめます。青もみじとカキツバタが織りなす京都の初夏の風景を、ぜひカメラに収めてみてください。

大田神社
住所:東京都大田区中央6丁目3−24
公式HP:https://www.kamigamojinja.jp/shaden/oota/ 

絶対に食べたい旬の食材

京都観光の楽しみといえば、美味しい旬の食材を味わうこと。5月は新緑の季節にふさわしく、みずみずしい京野菜や海の幸が豊富に揃います。特にこの時期ならではの味覚は、京都ならではの料理で楽しむのが醍醐味。

地元の料亭や食事処では、旬の素材を活かした繊細な味わいを堪能できます。初夏の京都でしか味わえない特別な食材を、旅の思い出とともにぜひ味わってみてください。

京野菜

京都の豊かな風土が育む「京野菜」は、季節ごとに個性豊かな味わいが楽しめます。5月には、やわらかな葉が特徴の「壬生菜(みぶな)」や、鮮やかな緑が目を引く「えんどう豆」が旬を迎えます。

壬生菜は浅漬けやおひたしにぴったりで、爽やかな風味が初夏を感じさせます。えんどう豆は豆ごはんにすると甘みが際立ち、京都の家庭の味としても親しまれています。旬の京野菜は、市場や料理店で手軽に味わえるので、ぜひ堪能してみてください。

 丹後とり貝

京都市からちょっと離れた場所まで、レンタカーなどを借りて旅行を考えている方にお勧めなのが「丹後とり貝」です。京都の日本海側・丹後地方で育てられる丹後とり貝は、5月から7月にかけてが旬。通常のとり貝よりも大ぶりで、ぷりっとした食感と甘みが特徴です。京都府が誇るブランド食材で、その質の高さから高級寿司店でも人気を集めています。

新鮮な丹後とり貝は、刺身や寿司で味わうのがおすすめ。噛むほどに広がる旨みとほどよい甘さは、初夏ならではの贅沢な味覚です。ただし豊凶の差が非常に激しく、京都市内だと旬の季節でも出ているお店は少ないため、舞鶴赤レンガパークや天橋立まで旅行の計画がある方はぜひ現地で味わってみてくださいね。

まとめ

5月の京都は、伝統行事と自然の美しさ、旬の味覚が一度に楽しめる特別なシーズン。葵祭や藤森祭などの歴史あるイベントを巡り、青もみじが輝く絶景スポットで季節の移ろいを感じるのも醍醐味です。

さらに、壬生菜や丹後とり貝など、この時期ならではの食材も旅の楽しみを一層引き立てます。爽やかな風を感じながら、京都の5月にしか味わえない特別な時間を過ごしてみませんか?

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