京の歴史文化を知って、感じて、愉しむ

龍馬と京都

幕末期、政治の中心地である京都には、朝廷を擁護する人々が集まり政治改革運動を行いました。坂本龍馬もその一人で、薩摩と長州の仲を取り持ち、強大な反徳川勢力を築き、明治維新のきっかけの一つをつくることになります。お龍(りょう)と出会い結婚式を挙げたのも京都です。

京都には龍馬とお龍に縁の深い場所がたくさんあります。柳の馬場三条下ル お龍の実家「楢崎将作邸跡」。元治元年(1864)春ごろには、お龍とはじめて大仏南門通(三十三間堂南)の土佐藩志士の隠れ家で出会い、元治元年(1864)8月1日 青蓮院塔頭金 蔵寺で内祝言を挙げます。龍馬が東奔西走する間、お龍を預けたのが伏見の船宿「寺田屋」。慶応3年(1867)6月中旬から木屋町三条「酢屋」に居住し11月15日には河原町蛸薬師 醤油商「近江屋」にて京都見廻組の襲撃を受け落命します。お墓は東山霊山墓所(旧霊明神社境内地)にあります。

龍馬ゆかりの名所?

伏見・寺田屋
霊明神社
お龍 独身時代寓居跡石碑
お龍独身時代寓居跡碑
木屋町・酒場 龍馬

京都竜馬

京都龍馬会は、京都における坂本龍馬ゆかりの地に石碑建立を行っています。 理事長・赤尾氏は明治維新史研究学会会員で、現在酒場「龍馬」に勤務。 また、自ら龍馬の扮装で観光案内を行い、ハトヤ瑞鳳閣で行われる京都観光イベントに出演されたり、観光ツアーの皆さまのお食事やご休憩にもよくご利用いただいているご縁があります。