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京都・紫式部ゆかりの地を旅するおすすめスポットガイド。廬山寺と源氏物語の舞台

観光

京都には、『源氏物語』の作者・紫式部ゆかりの地が数多く残されています。この記事では、平安時代の雅な世界を今に伝える廬山寺や、物語の舞台となった宇治の地など、千年の時を超えて文学の世界に浸れるスポットを紹介します。

京都旅行で紫式部が眺めた景色を体験

京都には、紫式部ゆかりの地が数多く残されています。その中でも特におすすめなスポットが上賀茂神社です。上賀茂神社は紫式部ゆかりの地として知られており、特に上賀茂神社の片山御子神社は、紫式部がお参りしたと伝えられる場所です。上賀茂神社は5月に開催される「葵祭」が有名で、源氏物語にも「賀茂祭」として登場します。

-INFO-

上賀茂神社(かみがもじんじゃ)

住所:京都市北区上賀茂本山339

営業時間:授与所8:00~16:45 二ノ鳥居5:30~17:00

定休日:年中無休

予約可否:参拝自由

公式HP:http://www.kamigamojinja.jp/

紫式部ゆかりの地

紫式部ゆかりの地として、『源氏物語』の作者である紫式部が生きた平安時代の面影を今に伝える場所をご紹介します。

廬山寺

廬山寺は、紫式部ゆかりの地として知られる京都の寺院です。紫式部の曾祖父の堤中納言(藤原兼輔)は、蘆山寺一帯を所有しており、ここに邸宅を構えていました。「源氏庭」が特に有名で、美しい庭園を楽しめます。通常は午前9時から午後4時まで拝観可能で、大人500円、小中学生400円で入場できます。

-INFO-

廬山寺

住所:京都市上京区寺町通り広小路上る北之辺町397

営業時間:午前9時~午後4時(季節により変動あり)

定休日:1月1日、2月1日~2月9日

予約可否:15名以上の団体は要予約

公式HP:https://www7a.biglobe.ne.jp/~rozanji/

平安神宮

平安神宮は、平安時代の京都を偲ばせる荘厳な神社です。境内は広大で、朱色の社殿が印象的です。平安神宮は、平安京の朝堂院を8分の5の縮尺で再現しています。王朝のみやびを今に伝える建築様式は、平安時代の荘厳な雰囲気を体感できる貴重な場所となっています。

-INFO-

平安神宮

住所:京都市左京区岡崎西天王町97

営業時間:11月1日~2月14日は、6:00~17:00 ※御朱印は7:30~(季節により変動)

定休日:年中無休

予約可否:団体での特別参拝は要予約

公式HP:https://www.heianjingu.or.jp/index.html

清水寺

清水寺は『源氏物語』第四帖「夕顔」の巻に登場する重要な舞台です。物語では、夕顔の死後、その遺体が清水寺近くの鳥辺野で供養されたことが描かれています。光源氏の部下・惟光朝臣が清水寺の観音に「この危急を救いたまへ」と念仏を唱えた場面は、当時の人々の清水寺への信仰心を表しています。また、紫式部自身も清水寺に参詣していたとされ、平安時代の貴族たちにとって清水寺が重要な信仰の場であったことがわかります。

-INFO-

清水寺

住所:京都府京都市東山区清水1-294

営業時間:6:00~18:00(季節により変動)

定休日:年中無休

予約可否:不要

公式HP:https://www.kiyomizudera.or.jp/

源氏物語を感じる観光スポット

紫式部ゆかりの宇治エリアは、『源氏物語』五十四帖のうち最後の十帖「宇治十帖」の主要な舞台として知られています。

平等院

平等院は、世界遺産に登録された宇治を代表する寺院です。平等院の鳳凰堂は極楽浄土を表現した建築物として知られており、源氏物語に登場する「宇治院」のモデルともされています。平等院は当初、源融の別荘跡地に建てられ、藤原道長の所有を経て、その息子頼通によって寺院として整備されました。

平等院ミュージアムでは貴重な文化財を展示し、境内の日本茶専門店では本格的な宇治茶を楽しむことができます。四季折々の美しい景色と、悠久の歴史が織りなす荘厳な雰囲気を味わえる特別な空間です。

-INFO-

平等院

住所:京都府宇治市宇治蓮華116

営業時間:鳳凰堂内部拝観9:30~16:10(受付9:00~先着順、各回50名)

定休日:年中無休(法要・行事により休止あり)

予約可否:不可、先着

公式HP:https://www.byodoin.or.jp/

宇治市源氏物語ミュージアム

宇治市源氏物語ミュージアムは、『源氏物語』の世界観を体験できる専門博物館です。館内では、平安時代の貴族の暮らしや源氏物語の世界を、映像や展示を通じて学べます。入館料は大人600円、小人300円で、20名以上の団体割引もあります。

-INFO-

宇治市源氏物語ミュージアム

住所:京都府宇治市宇治東内45-26

営業時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

定休日:月曜日(祝日の場合はその翌日)・年末年始

予約可否:20人以上の団体は要予約

公式HP:https://www.city.uji.kyoto.jp/site/genji/

宇治橋

宇治橋は日本三古橋の一つで、宇治川に架かる歴史ある橋です。その西詰には、2003年に建立された紫式部の石像があります。この像は、源氏物語の最後の十帖「宇治十帖」が宇治を舞台にしていることを記念しています。周辺には「夢浮橋ひろば」があり、宇治十帖についての説明が記されています。

また、宇治橋周辺には源氏物語にちなんだ古跡が点在し、文学と歴史が息づく風景を楽しむことができます。646年に初めて架けられたとされる宇治橋は、自然と文化が調和した魅力的なスポットです。宇治は平安時代から貴族の別荘地として栄え、今でも平安時代の貴族文化や多くの名所旧跡が残されており、紫式部の文学世界を体感できる特別な場所となっています。

-INFO-

宇治橋

住所:京都府宇治市宇治東内

紫式部像

住所:京都府宇治市宇治蓮華5−2

鴨川沿いの散策

鴨川沿いは、紫式部の生涯と深く結びついた史跡が点在しています。特に上流域の出町柳から御所周辺にかけての散策路は、紫式部が眺めたかもしれない景色が魅力です。鴨川河川敷は、京都を代表する憩いのスポットとして、清らかな流れと四季折々の景色を楽しめます。春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色など、紫式部の時代から変わらない風情を感じられます。

まとめ

この記事では、紫式部ゆかりの観光スポットをご紹介しました。京都は、平安時代と変わらない美しい景色や歴史を感じさせる建造物が魅力です。また、京都に温泉があることをご存じでしょうか?ここでは、京都の温泉が楽しめるホテルをご紹介します。

京湯元 ハトヤ瑞鳳閣

「京湯元 ハトヤ瑞鳳閣」は、京都駅から徒歩5分と近く、観光の拠点に便利なホテルです。京都市内では珍しい美肌の湯といわれる天然温泉があり、1日の観光の疲れをじっくりと癒すことができます。和食料理人による美しい盛り付けの料理やリラックスできる和モダンの部屋が人気のホテルです。

-INFO-

京湯元 ハトヤ瑞鳳閣

住所:京都府京都市下京区西洞院通塩小路下ル南不動堂町802

営業時間:24時間(フロント)、カフェ8:00~18:00(17:30LO)、Bar 17:00~2:00

定休日:年中無休

予約可否:可

公式HP:https://kyoto-hatoya.jp/

ぜひ、歴史ある京都の雰囲気を楽しめる和モダンのお部屋と温泉で、ゆったりとした時間をおすごしください。

※記事の内容は2024年12月時点の情報のため、予告なく変更になる可能性があります。お出かけ前には公式サイトで最新情報をご確認ください。

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