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7月の京都はお祭りがアツい!おすすめのイベントと楽しみ方を厳選紹介!

観光

京都では、年間300以上もの祭りが開催されています。なかでも7月は、日本三大祭りのひとつ「祇園祭」を筆頭に、街全体が賑わいを見せます。この記事では、7月に京都で開催されるお祭りをピックアップしました。お祭りを楽しむためのポイントについても触れているので、夏の京都観光の参考となれば幸いです。

7月の京都を楽しむためにチェックしておきたいお祭り

7月に京都で開催されるお祭りのなかでも、とくにおすすめのものをピックアップして紹介します。なお、お祭りの日程や内容については変更となる場合があるため、今年度の詳細については公式ホームページよりご確認ください。

八坂神社・祇園祭

京都の夏祭りといえば、八坂神社を中心に市内各所で開催される「祇園祭」です。毎年7月1日から31日までの1ヵ月間行われる大きな祭りで、その起源は平安時代前期に行われた、疫神怨霊を鎮める祭礼である御霊会だといわれています。

祇園祭の見どころ

祇園祭のメインとも言えるのが「山鉾巡行」です。平安時代に御霊会を行った際、神様の乗り物であった神輿が通る道に立てた66本の矛が、山鉾の起源だといわれています。17日と24日には計33基の山鉾が祭りのメインルートを練り歩くのです。また10日からは、高さ25メートルもある山鉾を、職人の手で組み立てていく圧巻の姿を見ることもできます。

そのほかにも、山鉾巡行前に開催される前夜祭「宵山」や、神輿を清める「神輿洗式」など見どころが盛りだくさんです。2023年の祇園祭については、現段階では通常通りの形式で開催予定なので、本来の祇園祭を楽しむことができるでしょう。

<開催情報>

・お祭り名:祇園祭

・開催予定日:2023年7月1日(土)~31日(月)

・開催時間:各イベントにより異なる

・開催地:八坂神社、京都市内各所

・公式ホームページ:http://www.gionmatsuri.or.jp/

貴船神社・水まつり

毎年7月7日の七夕行事として開催されるのが、貴船神社の「水まつり」です。貴船神社は命の源である水をつかさどる「水神」の総本宮であり、この祭りでは水の恵みへの感謝と祈りを捧げます。

水まつりの見どころ

賑やかな祭りの雰囲気とは違い、静けさの中で行われる祭典です。水とつながりの深いお茶を献上する「献茶式」や、樂辰會による「舞楽奉納の儀」などが行われます。また7月1日から8月15日までの期間中は、日没から20時ごろまで笹飾りのライトアップも楽しめます。

<開催情報>

・お祭り名:貴船の水まつり

・開催予定日:2023年7月7日(金)

・開催時間:10:00~15:00

・開催地:貴船神社(京都府京都市左京区鞍馬貴船町180)

・公式ホームページ:https://kifunejinja.jp/

正寿院・風鈴まつり

京都の風鈴寺とも呼ばれている正寿院では、6月から9月までの約3ヵ月間、「風鈴まつり」が開催されています。正寿院は京都のなかでも避暑地として有名で、風鈴を通してより涼しさを感じてほしいという願いから、この祭りが始まりました。

風鈴まつりの見どころ

境内では2,000個を超える風鈴がならび、その姿は圧巻です。全国47都道府県から、さまざまな形や音色をした風鈴がこの正寿院に集まります。また風鈴まつりの期間中は、絵付け体験も実施しており、作品は持ち帰ることができます。旅の思い出を形にできるうえ、家に帰ったあとも風鈴の音色を堪能できるのが魅力です。

<開催情報>

・お祭り名:風鈴まつり

・開催予定日:2023年6月1日(木)~9月18日(月)

・開催時間:9:00~16:30(最終受付は閉門15分前まで)

・開催地:正寿院(京都府綴喜郡宇治田原町奥山田川上149)

・公式ホームページ:http://shoujuin.boo.jp/

下鴨神社・御手洗祭

下鴨神社の「御手洗祭」は、土用の丑の日の前後10日間で開催されるお祭りです。平安時代に行われていた禊の風習が引き継がれており、現在も無病息災を祈る神事として親しまれています。

御手洗祭の見どころ

御手洗祭では、御手洗池の中に膝下までつかることで罪やけがれを祓うことができ、疫病や安産にもご利益があるとされています。ひんやりと冷たい清水が心地よく、涼みながら夏祭りを楽しめます。また神社周辺では納涼市も開催されるため、食を堪能するのも楽しみ方のひとつです。

<開催情報>

・お祭り名:御手洗祭

・開催予定日:2023年7月21日(金)~30日(日)

・開催時間:9:00~20:00

・開催地:下鴨神社(京都市左京区下鴨泉川町59)

・料金:祈願料300円(1人につき)

・公式ホームページ:http://www.shimogamo-jinja.or.jp/

地主神社・七夕祭

縁むすびの神様で有名な地主神社では、毎年7月7日に「七夕祭」が行われます。これは織姫と彦星の伝説にちなんだ恋愛成就を願う祭典で、とくに女性やカップルから人気を集めています。またお祭り以外にも「恋占いの石」や「しあわせのドラ」をはじめ、さまざまな方法で楽しみながら良縁を祈願できるのも、地主神社の魅力です。

七夕祭の見どころ

七夕祭では、織姫・彦星に見立てた一組の「七夕こけし」に、自分と相手の名前や理想のタイプを書いて固く結び合わせます。そして本殿両側にある大笹につるして奉納し、恋愛成就を願います。

なお、2022年から約3年間は社殿修復工事のため閉門となり、参拝や七夕祭の一般参加ができません。現在は、郵送による縁結び特別祈願や、お守り授与を受け付けています。

<開催情報>※2022年8月19日より約3年間閉門のため、一般参加不可

・お祭り名:恋愛成就七夕祭

・開催予定日:2023年7月7日(金)

・開催時間:14:00~

・開催地:地主神社(京都市東山区清水一丁目317)

・公式ホームページ:https://www.jishujinja.or.jp/

松尾大社・御田祭

松尾大社では、毎年7月第3日曜日に「御田祭」が開催されます。京都の南部地域でかつて行われていた、最も古い素朴な田植え祭りの姿を今に伝えています。また、お祭りの様子は600年以上前の記録にも残っており「京都市無形民俗文化財」に登録されるほど由緒あるお祭りです。

御田祭の見どころ

御田祭のはじめには「五穀の豊穣」を祈る神事が開かれます。その後は、緑色の衣に花笠姿の植女と呼ばれる3人の童女に、宮司から早苗が渡されます。そして、植女は授けられた早苗を両手に捧げ持ったまま壮夫の肩に乗り、拝殿回りを三周するのです。最後は、授かった稲の苗束を境内の神饌田に植え込み、神職らが虫除行事などを行い終了となります。

<開催情報>

・お祭り名:御田祭

・開催予定日:2023年7月16日(日)

・開催時間:10:00~

・開催地:松尾大社(京都府京都市西京区嵐山宮町3)

・公式ホームページ:https://www.matsunoo.or.jp/

伏見稲荷大社・宵宮祭/本宮祭

夏土用の入りと呼ばれる時期に合わせて、伏見稲荷大社では「本宮祭」が開催されます。これは稲荷大神の分霊を祀る全国の崇敬者が、日々の神恩に感謝するため親神様に参拝するお祭りです。また本宮祭前夜には「宵宮祭」という、稲荷山をはじめ境内の全域に灯りが点る万灯神事も行われます。

宵宮祭/本宮祭の見どころ

宵宮祭・本宮祭の見どころは、数千もの提灯による幻想的な景色です。19時頃から明かりが灯り、社殿や鳥居の朱色が一層鮮やかに彩られます。また日本画家などの奉納による約400点もの行灯画も展示されており、訪れる人々を明るく照らしてくれます。

<開催情報>

・お祭り名:宵宮祭、本宮祭

・開催予定日時:宵宮祭 2023年7月22日(土)18:00~/本宮祭 2023年7月23日(日)9:00~

・開催地:伏見稲荷大社(京都市伏見区深草薮之内町68番地)

・公式ホームページ:http://inari.jp/

夏の京都でお祭りを楽しむためには?

7月を含めて、夏の京都は湿度・気温ともに高くなるため、体調管理に注意が必要です。以下で紹介する工夫を取り入れながら、京都の夏祭りを楽しみましょう。

熱中症対策は忘れずに

京都は、例年6月上旬から7月中旬にかけて梅雨のシーズンとなります。加えて7月の平均気温は26.8度と高く、熱中症になりやすい時期となるため注意しましょう。こまめな水分補給はもちろん、日差しから守るための帽子・日傘も忘れず持っていきましょう。また夏祭りの定番である浴衣は、風通しがよく夏でも過ごしやすいためおすすめです。

そのほか、涼しく過ごせるような土地や場所を選ぶという方法もあります。水まつりを開催する貴船神社や鞍馬寺のある貴船・鞍馬エリアは、山や川に囲まれた避暑地となっています。自然豊かな風景・料理・お祭りを楽しみつつ、夏でも快適に過ごしたい人におすすめです。

寒暖差に気をつける

7月の京都は蒸し暑く感じるでしょう。しかし室内では冷房が強く効いており、肌寒さを感じる場合もあるので注意が必要です。寒暖差に対応できるように、薄手のカーディガンなど、羽織ものを持参すると良いでしょう。

夏祭りを楽しみながら、京都の風流を感じよう

一言で夏祭りといっても、その由来や内容によって雰囲気が異なり、楽しみ方もさまざまです。また一度訪れたことのあるお祭りでも、見る場所や時間が変われば新たな魅力を発見できるかもしれません。7月は体調管理に十分気をつけながら、ぜひ京都の夏を満喫してみてください。

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