京都温泉 大浴場KYOTO HOT SPRING
古都に眠る天然温泉と安らぎの空間
ホテルの地下910mから湧き出る天然温泉は、
1億五千万年前の地質である
丹波帯(岩盤層)より汲み上げられています。
古代の海のミネラルが多く含まれているため、
炭酸水素塩・塩化物泉の
泉質となっており「美肌の湯」「温まりの湯」とも言われています。
古都のロマンを感じながら、
ここにしかない趣深い京都の旅をご体験ください。
陰影ある落ち着きを眺める
「東山の湯」
岩づくりで心静まる「東山の湯」では京都で活動している
画家・木村英輝氏の桜と紅葉の繊細な壁画をご覧いただけます。
岩とアートが織り成す極上の空間。
湯面に反射した移ろいゆく四季の情景は
どこか懐かしい思いにさせてくれます。
滴る雫が水面に広がり、たちこめる湯けむりに身を包まれると
心が洗われ時間の経過を忘れさせてくれます。
檜の優しい香りとともに「西山の湯」
釉薬で直接陶板に描かれた「縁起」をテーマとした陶板焼。
難転 ( 南天 ) の語呂から古来より
縁起物として重宝されている南天や
末広がりの形をした瓢箪もまた無病(無瓢)息災の
お守りとされています。
湯気とともに木の香りに包まれ、肌にしっとりと馴染むお湯で
日頃の疲れを優しく洗い流し、京都の風情を感じながら
贅沢なひと時をお楽しみください。
温泉後のひと休み
入浴のあと、浴衣のままでゆったりとお寛ぎいただける
湯上がり処は
ドリンク、マッサージ類などをご提供する癒やしの空間です。
和の風情を大切にしたおもむきのある空間の中で、
冷たいお飲物とともに
のんびりとした
湯あがりのお時間をお寛ぎください。
温泉×美肌サイエンス
肌科学研究で温泉の美肌効果を実証
実証するにあたり研究者の方にお越し頂き、お客様が直接肌に触れる「浴槽に注がれたお湯」を採取し肌科学研究に基づいた分析いたしました。
その結果、当館の温泉は不要な皮脂を取り除きつつ、潤いを与えるという、マイナスとプラスの効果を兼ね備えた「美整リペア温泉」という結果となりました。
精製水と比較して、重なって剥がれている角層細胞が少し増えていて、剥がれ具合が適度に調整されていることにより、うるおい力が高くなり不要な皮脂を取り除くクレンジング効果もあることが分かりました。
温泉基本情報
源泉名 | 京都温泉 |
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特徴・泉質・効能 |
【特徴】 炭酸水素イオンは温泉をアルカリ化する為、アルカリ性温泉に傾くことが多く、アルカリ性の温泉は肌の汚れを落とすクレンジング効果に期待できる温泉となります。 【泉質について】 【効能について】 |
-入浴時の注意点・お願い-
・急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)の方のご入浴は控えること。
・以上のほか入浴には次の諸点について注意すること。
・入浴時間は、入浴温度により異なるが、初めは3分ないし10分程度とし、慣れるにしたがって延長してもよい。
・入浴中は、運動浴の場合は別として一般には安静を守る。
・入浴後は身体に付着した温泉成分を水で洗い流さない(湯ただれを起こしやすい人は逆に浴後真水で身体を洗うか、温泉成分をふき取るのがよい)。
・入浴後は湯冷めに注意して一定時間の安静を守る。
・次の疾病については原則として高温浴(42℃以上)を禁忌とする。
・高度の動脈硬化症、高血圧症、心臓病
・熱い温泉に急に入るとめまい等を起こすことがあるので十分に注意する。
・食事の直前、直後の入浴は避けることが望ましい。
・飲酒しての入浴は特に注意する。
-源泉管理について-
・京都温泉は厚生労働省・京都市の指導のもと、完備された 温泉設備で適正な安全管理を行っています。
・源泉は熱処理(60℃昇温)を2回と 塩素消毒を行い、お客様に安心安全な源泉をご利用頂いております。
・厚生労働省の指針に基づく循環設備運転及び消毒、湯替えを行っております。
・湯元であるため、日々、源泉を十分に追加して運営を行い、お客様に安全・安心な本物の温泉をお楽しみ頂きます。
壁画アーティストについて
木村 英輝(きむら ひでき)氏 プロフィール
1942年大阪府泉大津市生まれ。
京都市立美術大学(現:京都市立芸術大学)卒業後、ロックプロデューサーとなる。
日比谷野外音楽堂で内田裕也などのロックコンサートや、京都大学西部講堂でのロックイベント「モジョ・ウエスト」で伝説的なバンド「村八分」、
今は亡きロック界の超大物フランク・ザッパのコンサートをプロデュース。
また、円山野外音楽堂でギタリストのジェフ・ベックらを招聘したワールドロックフェスティバルも手がけた。
1970年代後半から1980年代は、広告やポスターのデザインも含めたコンセプチュアルデザイナー、また、様々なイベントの「仕掛人」として活躍する。
還暦より絵師に。手がけた壁画は国内外で200カ所を超える。
ロックと共に歩んできた半生は躍動感あふれる画面にもあらわれる。アトリエでカンバスに向かうのではなく、「ライブ」な街に絵を描きたい。
究極のアマチュアリズムを標榜する異色の絵師。