京都へ来たらコーヒー店に寄ろう！人気の和民家カフェやおすすめの珈琲店8選を紹介

京都は和のイメージが強いですが、実はコーヒーを飲む文化が根付いていることをご存じでしょうか？コーヒーの年間購入量も多く、老舗の喫茶店から和民家カフェなど、コーヒー激戦区となっています。京都観光をするなら、休憩できる喫茶店を事前にチェックして、情報を集めておくことをお勧めします。そこで今回は、京都へ来たらぜひとも立ち寄りたいコーヒー店として、人気の和民家カフェや美味しいコーヒーが飲める珈琲店を8選紹介します。京都プランを練るのに、参考の一つにしてみてください。

カフェ激戦区・京都でお気に入りの一杯を見つける

京都の中でも京都市は、有名観光地が密集しているだけでなく、カフェ激戦区としても知られています。総務省統計局の2人以上の家計調査では、2014～16年にかけて京都市はコーヒーの年間購入量で第1位に位置していました。特に大学数が多いため、教授や学生がカフェに立ち寄り、コーヒーを飲む文化が根付いたとも考えられています。さらに、京都市は全国でコーヒーと相性のいいパンも消費が多く、グルメな街といえます。そんなカフェ激戦区の京都に訪れたら、ぜひともお気に入りの喫茶店やコーヒーを探してみるのも、観光の楽しみ方の一つといえるでしょう。

京都とコーヒーの切っても切れない関係

元々、来店したお客様に対して「お茶を一服いかがですか」と勧める「喫茶去」が「喫茶店」の由来だと考えられており、”茶を喫する”＝”喫茶”という言葉がメジャーとなりました。本来、日本茶を指していた”喫茶”ですが、コーヒー文化は海外から入ってきたこともあり、コーヒーや紅茶を提供する「喫茶店」が日本でも定着していきました。日本茶を飲みながら語り合う京都という土地では、茶を喫することを古くから生活の一部として行ってきたため、京都とコーヒーは切っても切れない関係と考えられています。老舗喫茶や人気カフェも多く、一年通して賑わっています。

京都に行ったら訪れたい喫茶店

ここでは、京都に行ったらぜひとも訪れたい喫茶店を紹介します。厳選した2店舗をぜひチェックしてみてください。

イノダコーヒ本店

京都の中でも老舗の喫茶店で有名なのが「イノダコーヒ本店」です。外観からは老舗らしい雰囲気が感じ取れますが、店内も期待を裏切らない西洋風のレトロな空間が広がっています。照明や椅子、テーブルクロスもレトロな空間にマッチしているものばかりで、テラス席も含めて211席もの広々とした空間で奥深いコーヒーを堪能することができます。座席数は多いものの長年のファンやモーニング目当てのお客で開店前から賑わっています。特におすすめなのがモーニングです。本格的なボンレスハムにサラダ、ふわっとした食感のスクランブルエッグ、とバターの香りが印象的なクロワッサンのプレートが用意されています。創業当時からこだわっているネルドリップ式コーヒーとの相性は抜群です。

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施設情報
店舗：イノダコーヒー本店
所在地：〒604-8118京都市中京区堺町通り三条下る道祐町140番地
電話番号：075-221-0507
アクセス：地下鉄「御池烏丸駅」下車、徒歩約10分
営業時間：7：00～18：00
定休日：年中無休
公式HP：https://www.inoda-coffee.co.jp/
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スマート珈琲店　三条店

1932年創業の人気喫茶店「スマート珈琲店」もぜひ訪れたいお店の一つです。店頭に置いてあるコーヒーミルが目印で、店内に入ると自家焙煎した豆の香りで幸せな気分になります。気になるコーヒーですが、酸味と苦み、コクのバランスがとれており、マイルドで上品なコーヒを頂くことができます。コーヒ―のお供には、「タマゴサンド」や「フレンチトースト」、「ホットケーキ」などの喫茶店らしいメニューや、こだわりぬかれた「自家製プリン」などがあります。特にこんがりとした焼き目が美しい2枚重ねのホットケーキと現オーナーの祖母が考案した「自家製プリン」は、食感なども楽しむことができるのでコーヒーとの相性もよくぜひとも召し上がりたいメニューです。京都観光のついでに、ノスタルジックな雰囲気でゆっくり時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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施設情報
店舗：スマート珈琲店（三条店）
所在地：〒604-8081京都市中京区寺町通三条上る天性寺前町537
電話番号：075-231-6547
アクセス：地下鉄「京都市役所前駅」より徒歩約1分
営業時間：8:00 ～ 19:00
定休日：無休/ランチ 火曜定休
公式HP：https://www.smartcoffee.jp/
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。
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和洋折衷の古民家カフェ

続いて、和洋折衷の古民家カフェも紹介していきます。京都の人気観光スポット近くにあるカフェなので、休憩がてら寄ってみてはいかがでしょうか。

よーじやカフェ　嵯峨野嵐山店

あぶらとり紙で有名な「よーじや」が古民家カフェを運営していることをご存じでしょうか。人気観光地である嵐山の天龍寺近くには「よーじやカフェ　嵯峨野嵐山店」があり、古民家風の外観や落ち着いた店内の雰囲気がとても魅力的です。さらに他では味わえないおしゃれなメニューを用意しており、インスタなどのSNSでも注目されています。ここでぜひとも味わいたいのがよーじやのロゴマークが印象的な「よーじや特製カプチーノ」です。一度飲んだら忘れることができないマイルドな仕上がりとなっています。インスタ映えを狙いたい人は、見た目にインパクトのある「パフェ」がおすすめです。魅力的なデザインで思わずスマホを手に取り、撮影したくなってしまいます。気になるお味は抹茶などが使われていることもあり、スイーツでありながら甘すぎないので、コーヒーとも合います。

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施設情報
店舗：よーじやカフェ　嵯峨野嵐山店
所在地：〒616-8375京都市右京区嵯峨天龍寺立石町2
電話番号：075-865-2213
アクセス：JR「嵯峨嵐山駅」より徒歩約10分、嵐電「嵐山駅」より徒歩約10分
営業時間：10:00～18:00（L.O 17:30）/テイクアウトメニュー10:00～17:30
定休日：無休
公式HP：https://yojiyacafe.com/shop/sagano/
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。
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ブルーボトルコーヒー 京都カフェ

美しい庭園が有名な南禅寺の近くには、「ブルーボトルコーヒー 京都カフェ」があります。築100年を超える伝統的な建物をリノベーションしており、大きなガラス窓が設置されていることで開放感のある空間となっています。建物は二棟ありますが、敷地奥にあるカフェスペースでこだわりの豆を使用した「ドリップコーヒー」を味わうのがおすすめです。コーヒーは注文を受けてからハンドドリップで丁寧に淹れているため、薫り高い淹れたてのコーヒーが好きな方はぜひ足を運んでみてください。お店が気に入った方はコーヒーがデザインされたグッズなども販売されているので、お土産として購入してみてはいかがでしょうか。

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施設情報
店舗：ブルーボトルコーヒー 京都カフェ
所在地 〒606-8437　京都府京都市左京区南禅寺草川町64
アクセス：地下鉄「蹴上駅」より徒歩約7分
営業時間：9:00-18:00
定休日：不定休
公式HP：https://store.bluebottlecoffee.jp/pages/kyoto
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。
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滞在中何度でも行きたいコーヒースタンド

コーヒースタンドという言葉に耳馴染みがない人も多いかもしれません。コーヒースタンドとは、椅子に座るスペースをあえて設けず、立ち飲みやテイクアウトを専門にコーヒーを提供するスタイルのカフェのことをいいます。京都でも近年お店が増えているので、おすすめのお店を紹介していきます。

ウィークエンダーズコーヒー ロースタリー

ウィークエンダーズコーヒー ロースタリーでは、焙煎へのこだわりや味わいを追求したコーヒーを味わうことができます。コーヒースタンドだからこそ焙煎機やカウンターなどの独特な雰囲気を間近で楽しめるのも特徴の一つといえます。築100年以上の町家をリノベーションしていることもあり、奥には中庭もあります。静かな佇まいの中で味わうスペシャルティコーヒーは絶品です。興味がある方はぜひ立ち寄ってみてください。

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施設情報
店舗：ウィークエンダーズコーヒー
所在地：京都市中京区富小路通六角下ル西側骨屋之町560離れ
営業時間：7:30-18:00
定休日：水曜日〈水曜日が祝日の場合は営業〉

店舗：ウィークエンダーズコーヒー ロースタリー（焙煎所）
所在地：京都府京都市下京区松原通御幸町西入ル石不動之町682-7
アクセス：阪急京都線河原町駅徒歩１０分、京都河原町駅から504m
営業時間：土日のみ/10:00-17:00
定休日：月〜金
公式HP：www.weekenderscoffee.com
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。
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タレル

二条城の南東にある「共創自治区コンコン」の玄関口にはコーヒースタンド「タレル」があります。こちらのお店ではコーヒーだけでなくワインや自家製パンなども楽しむことができます。特におすすめなのが、店主自ら丁寧にハンドドリップして淹れるエスプレッソです。豆へのこだわりはもちろんのこと、シアトルのシネッソ社のエスプレッソマシーンを使用していることもあり、他では味わうことができない深みのあるエスプレッソをいただくことができます。居心地のいい店内は滞在中何度でも行きたくなる不思議な魅力があります。

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施設情報
店舗：タレル
所在地：京都府京都市中京区油小路通御池下ル式阿弥町130 SHIKIAMI CONCON 01
アクセス：二条城前駅から340m
営業時間：9:00～20:00(時間変動あり)
定休日：日曜日、不定休
公式アカウント：https://www.instagram.com/tarel_kyoto/
※詳細は公式ホームページなどでチェックしてください。
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お気に入りの１杯がお土産で買えるお店

ここでは現地だけでなく、お気に入りの１杯がお土産で買えるお店を紹介します。

ニシナ屋珈琲 千本丸太町焙煎所

創業1933年の京都老舗コーヒー豆専門店である「ニシナ屋珈琲 千本丸太町焙煎所」は広島で誕生し、コーヒー激戦区である京都でもお店を構えています。ニシナ屋珈琲 千本丸太町焙煎所の一番の魅力は、自分好みのコーヒー豆を焙煎度合いまでセレクトし購入できる点です。種類も豊富でその数は約50種類。ほとんどが生豆ということもあり、炙り具合をオーダーし、豆を煎れるお店はそう多くはないでしょう。京都土産の一つとして、オーダーメイドしたコーヒー豆を家でゆっくり味わってみてはいかがでしょうか。

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施設情報
店舗：ニシナ屋珈琲 千本丸太町焙煎所
所在地：京都府京都市上京区竹屋町通千本東入主税町984
アクセス：市バス 千本丸太町バス停下車 徒歩約3分、二条城前駅から775m
営業時間：11:00〜19:00
定休日：不定休
公式HP： https://www.kyoto.nishinaya.com
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マメバコ

2019年にオープンしたコーヒー豆専門店「マメバコ」は、スペシャルティコーヒー専門店の「珈琲焙煎所 旅の音」の姉妹店です。どこか洋風の雰囲気を感じるこちらのお店では、淹れたてのコーヒーを味わえるだけでなく、持ち帰り用のコーヒー豆をお土産として購入することができます。パッケージもこだわっており、産地やブレンドで色分けがされており、どれもオシャレで可愛いパッケージに仕上がっています。自分へのお土産はもちろんのこと、プレゼントとしても喜ばれること間違いなしの商品です。

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施設情報
店舗：マメバコ（MAMEBACO）
所在地：京都府京都市上京区常真横町 上る春日町435 アオキ書店ビル
アクセス：丸太町駅（京都市営）から129m
営業時間：9:30〜18:00
定休日：不定休
公式HP：http://coffee.tabinone.net/mamebaco/
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まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、京都へ来たらぜひとも立ち寄りたいコーヒー店として、人気の和民家カフェや美味しいコーヒーが飲める珈琲店を8選紹介してきました。京都といったらやはり人気観光地巡りが先行してしまいますが、合間で休憩する場所として喫茶店に立ち寄ってみるのもおすすめです。カフェ激戦区の京都だからこそ、老舗から古民家風など独特の雰囲気を楽しんだり、自分好みの一杯も見つけられるかもしれません。今回はお土産としてコーヒーを持ち帰ることができるお店も紹介しているので、ぜひ参考の一つにしてみてください。