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京都の紅葉スポットを知りたい!名所をはじめ、穴場や見頃などポイントをまとめました
旅行や外出を気軽にできるようになったこともあり、今年こそは京都の紅葉スポットを満喫したいと考えていませんか?しかし、京都の気候は毎年異なり、紅葉の見頃も早い年と遅い年があったりするため、事前に紅葉が見頃になる名所や穴場スポットなどをチェックしておくことをおすすめします。そこで今回は京都の紅葉を楽しむならチェックすべき名所をはじめ、穴場や見頃などポイントを紹介します。ライトアップの情報や準備物など知っておきたいことがまとまっているので、ぜひ参考にしてみてください。
紅葉は秋ではない?京都で紅葉を見れる時期
紅葉というと、黄色や赤く染まった鮮やかな印象が強く、10月などの秋をイメージされる方が多いです。しかし、京都の紅葉に関しては、最も見頃を迎えるのは11月上旬頃から12月上旬と考えられています。 2023年は初冬は少し寒いと予想されていることもあり、色づきは例年並み、もしくは少し早めと言われています。ただし、気候状況は変化するため最新の紅葉情報をチェックしてから出向くようにしましょう。また、寒暖差が激しく、夜は5度を下回ることもあるため、寒さ対策はしっかりしておくことをおすすめします。
紅葉狩りは何をするの?
紅葉を楽しむうえで、「紅葉狩りってなに?」と気になった方もいるのではないでしょうか。紅葉狩りは、野山に出かけて紅葉を楽しみ、野山に分け入って、季節の恵みを探し求めることをいいます。紅葉は、「もみじ」別の読み方で「こうよう」とも読みますが、読み方は「もみじがり」となります。古くは鎌倉時代から使われている言葉で、短歌にも登場します。あくまで紅葉を楽しむことのため、採取したり持ち帰ることが目的ではないとされています。しかし、あまりの綺麗さに思い出に持ち帰る方も多いのではないでしょうか。京都で大自然を味わう紅葉狩りでは、紅葉の種類に注目するのもおすすめです。京都で観ることができる紅葉の種類は14種類といわれています。秋の京都を色鮮やかに飾り付ける紅葉をぜひ堪能してみてください。
京都の秋を彩る紅葉の種類
ここでは、京都で見つけることができる紅葉の種類について簡単に紹介します。全体で楽しむだけでなく、紅葉の種類にも注目してみましょう。
イロハモミジ
京都で見られる紅葉の中でも代表的な種類がモミジです。葉が小さく縁がギザギザしているのが特徴的な「イロハモミジ」は3㎝〜7㎝のものが多く、花言葉は「大切な思い出」「遠慮」などが付いています。
オオモミジ
イロハモミジよりも葉が大きく、厚みがあるのが特徴的な「オオモミジ」は、京都の紅葉スポットでもよく見かける種類です。縁は細かいギザギザになっているので、イロハモミジとの違いを楽しむのもいいでしょう。
イチョウ
紅葉といえば、代表的な「イチョウ」も京都でよくみることができます。秋の印象が強く、銀杏を連想する人も多いのではないでしょうか。色鮮やかな黄色で紅葉を感じさせるイチョウは人々を魅了します。イチョウは害虫に強く寿命が長いため、10~12月にかけて楽しむことができます。
カエデ
「カエデ」は葉が大きく、だいたい10㎝〜15㎝のやや厚めで五角形の葉が特徴的です。葉の裏には細かい毛があり、気温に合わせて黄色から赤へ紅葉するのも見ものです。特にウリハダカエデは、樹皮に青緑の模様があるので見分けやすいので、観察してみてはいかがでしょうか。
備えあれば憂いなし!紅葉狩りに準備しておくもの
では、紅葉狩りに備えて事前に準備しておきたいものについても確認していきましょう。準備不足で当日後悔しないように、参考にしてみてください。
服装
11月上旬頃から12月上旬は、盆地である京都は昼と夜の寒暖差が激しく服装にも悩まされます。また、紅葉のライトアップ会場によっては、混雑が予想され人混みの熱気でへばってしまったり、反対に屋内でも靴を脱ぎ拝観するため、廊下の冷たさで体を冷やしてしまう可能性もあります。できる限り、その場の状況に合わせて調節ができるような服装を意識してみましょう。例えば、上着はダウンのような温かいものを選んだり、足元が冷えないように靴の中にしまうホッカイロを持参するのもおすすめです。昼間は暖かくても、夜になると風が冷たいこともあります。さらに、ライトアップ会場は混雑で行列が絶えないことも覚えておきましょう。歩きなれた運動靴や脱ぎ履きがしやすい靴を選びましょう。
荷物
持っていきたい荷物は以下の通りです。
- 地図を観たり、写真撮影にも使えるスマホ
- 長蛇の列に並ぶため、充電対策に持っておきたいモバイルバッテリー
- 手を洗ったり、汗を拭くようのタオル・ハンカチ
- 食べ歩きで役に立つウエットティッシュ
- 寒い時期でも水分補給をするための飲み物
- 防寒対策用の使い捨てカイロ
- 長時間の外出で、靴ずれしてしまう恐れがあるので絆創膏
- ゴミ箱が設置していないことも多いため、ゴミ袋用にビニール袋
- お土産や予期せぬ荷物を入れられるようにエコバッグ
- 悪天候でも対応できるように折りたたみ傘
以上となります。意外と持っておきたい荷物は多いです。ショルダーバックやリュックなど容量も入り、動きやすいカバンを用意することをおすすめします。
【見頃順】京都のおすすめ紅葉スポット
早く見頃を迎える京都の紅葉おすすめ名所をいくつか紹介します。参考にしてみてください。
① 泉涌寺(せんにゅうじ)
泉涌寺・御座所庭園の紅葉は、京都の中でも11月中旬など早めに紅葉に色がつくと口コミで人気が広がっています。地元のタクシードライバーの間でも、穴場スポットとして案内するケースがあるようです。京都でも平地部ですが、早く見頃を迎えるので寒さが冷え込む前に紅葉を観たい人にはおすすめです。御座所の東側、海会堂(かいえどう)の南側に広がる庭園周辺には赤や黄色などの鮮やかな紅葉を楽しめるので、ぜひ堪能してみてはいかがでしょうか。
インフォ情報
- 拝観時間 3月~11月 9:00~17:00(受付終了は16:30)12月~2月 9:00~16:30(受付終了は16:00)
- 拝観料
大人:500円
中学生以下:300円 - 特別拝観(御座所庭園含む)
大人:300円
小学生以下:無料(同伴者がいる場合) - TEL 075-561-1551
- 住所 京都市東山区泉涌寺山内町27
- アクセス 京阪「東福寺」より徒歩で20分
② 大河内山荘
大河内山荘・月香亭(展望台)の紅葉は、11月上旬から色づきはじめ、観光客でにぎわいます。11月上旬はさすがに見頃には程遠いものの、11月中旬には見頃を迎え、鮮やかな紅葉と京都市街の絶景を堪能することができます。昭和に入ってから建造された庭園ですが、周囲の景色と真っ赤に紅葉した紅葉の調和にうっとりしてしまうかもしれません。
インフォ情報
- 入園間:9:00~17:00
- 入園料
高校生以上:1,000円
中学生以下:500円 - 抹茶付き
- TEL:075-872-2233
- 住所:京都市右京区嵯峨小倉山田渕山町8
- アクセス:JR「嵯峨嵐山」より徒歩で15分
③ 光悦寺
光悦寺の紅葉は、京都市内でも早く11月中旬ごろから下旬ごろに見頃をむかえます。色鮮やかな紅葉のトンネルをくぐれるのもおすすめできるポイントです。ただし、毎年11月10日〜13日は本阿弥光悦の遺徳をしのぶ「光悦会」というお茶会が開かれ、拝観できないのでご注意ください。
インフォ情報
- 拝観時間:8:00~17:00
- 定休日:毎年11月10日~13日
- 拝観料:300円(紅葉時400円)
- TEL:075-491-1399
- 住所:京都市北区鷹峯光悦町29
- アクセス:市バス「鷹峯源光庵」より徒歩で3分
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、京都の紅葉を楽しむならチェックすべき名所をはじめ、穴場や見頃などポイントを紹介してきました。聞き慣れていた”紅葉狩り”についてや、見頃が12月に差し掛かることを知って、意外と驚かれた方もいるのではないでしょうか。今回紹介した紅葉の種類なども参考にしながら、京都の紅葉を楽しみましょう。実際に京都の紅葉は奥深く、名所も穴場エリアも毎年その美しさに魅了されてしまいます。ただし、事前に準備すべきことを疎かにしてしまうと、「こんなはずじゃなかった」と後悔してしまうかもしれません。事前準備をしたうえで、満足いく紅葉狩りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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