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京都「本光寺」の見どころは?御朱印やアクセス、由来などを紹介

観光

京都といえば、新選組を思い起こす人も多いのではないでしょうか?今回は、京都駅から徒歩数分で行ける新選組ゆかりのスポット「本光寺」に注目します。おすすめの近隣スポット、休憩にぴったりな穴場カフェもご紹介しますので、ぜひ立ち寄ってみてください。

「本光寺」とは??

本光寺は、1681年(天和元年)に日蓮宗の僧・日尭(にちぎょう)によって創建されたといわれています。本光寺は、勤皇派の伊東甲子太郎「絶命の地」としても知られており、境内の入り口には、殉難の跡であることを示す石碑が建てられています。石碑の近くには、将棋の駒のような形をした「駒札」があり、殉難の詳細が記載されています。

新選組・伊東甲子太郎「絶命の地」

本光寺が伊東甲子太郎の絶命の地となったのは、幕末、坂本龍馬が暗殺された近江屋事件から3日後の慶応3年11月18日(1867年12月13日)です。

この日、伊東は近藤に呼ばれ妾宅にて接待を受けます。酔わされた伊東は、帰途にあった油小路の本光寺門前にて新選組隊士の大石鍬次郎ら数名により暗殺されました(油小路事件)。享年32(年齢に諸説あり)。伊東が暗殺されたのは、局長の近藤や副長の土方らとの意見の相違から新選組を抜け、新たに「高台寺党」を作ったことが原因でした。伊東の遺体は七条油小路に放置され、遺体を確認しにきた他3名の仲間も襲撃にあい絶命しました。これにより高台寺党は壊滅的打撃を受け崩壊しました。

本光寺の見どころは

本光寺の見どころは「題目石塔」です。題目石塔の隣には「伊東甲子太郎絶命の跡」の石碑があります。2018年には、題目石塔へ覆屋が新しく建立されました。Xの公式アカウントでは、花が供えられた題目石塔の四季折々の様子や、11月16日の法要、伊東甲子太郎の新暦の祥月命日(12月13日)にお位牌が御宝前に安置されることなどの情報が発信されています。

本光寺の御朱印

本光寺の御朱印は、期間限定のものと常時授与があります。

限定御朱印はInstagramでチェック

御朱印の告知はInstagramの公式アカウントで発信されています。2025年1月限定の御朱印「子安鬼子母神の御朱印」には、かわいいヘビのハンコが押されていました。「妙見大菩薩の御朱印」は小豆粥のハンコ、「猫の日御朱印」には本光寺で飼育している猫やピンクの梅の花をイメージしたハンコが押されており、いずれも本光寺の限定御朱印は可愛らしいことが特徴です。

常時授与

常時授与されているのは、「龍の御首題」「伊東甲子太郎 肖像画特別御朱印」です。以前授与されていた「伊東甲子太郎と蓮をモチーフにした切り絵御朱印」は現在終了しています。

-INFO-

本光寺

住所:京都市下京区油小路町281

営業時間:8:00~17:00

御朱印:13:00~16:30

定休日:不定休

予約可否:不要

Instagram:https://www.instagram.com/honkouji.kyoto.aburanokouji/

X:https://x.com/honkouji_kyoto

おすすめの近隣スポット

ここでは本光寺の近隣にあるおすすめスポットをご紹介します。

不動堂明王院

本光寺から、徒歩4分ほどの場所にある不動堂明王院は、京都市下京区油小路に位置する浄土宗西山派の寺院です。弘仁14年(823年)に弘法大師が東寺の鬼門守護として創建したとされます。寛平11年(899年)に宇多院が亭子院を離宮として整備しましたが、応仁の乱で堂宇が焼失したため、篤志家により再建されました。

新選組の屯所としての利用

新選組は、慶応3年(1867年)6月15日に西本願寺から不動堂村へ移転し、約1万平方メートルの広大な屯所を建設しました。表門、高塀、玄関、長屋など大名屋敷に匹敵する規模を誇り、近藤勇、土方歳三ら幹部の居間や30人が同時に入れる大風呂、平隊士の部屋、客間、馬屋なども完備されていました。約6ヶ月間使用された後、同年12月14日に撤退しました。

-INFO-

不動堂明王院

住所:京都市下京区油小路塩小路下る南不動堂町7番地

営業時間:10:00~16:00

定休日:不定休

予約可否:不要

公式HP:http://fudondoumyououin.web.fc2.com/index.html

西川油店

西川油店は、本光寺から徒歩1分の場所にあります。1835年創業の菜種油を扱う老舗です。以前使われていた、菜種油を作るための道具が展示されています。これらは、何代にも受け継がれており、油を扱う道具が大事にされてきたことを物語ります。西川油店さんの油は現在も、寺院で使用される灯明の油として使用されています。店内では、菜種油やごま油が販売されているため、お土産にもおすすめです。

-INFO-

西川油店

住所:京都市下京区七条下る油小路町294

営業時間:9:00~18:00(入館17:00まで)

定休日:年中無休

予約可否:不要

公式HP:ー

京つけもの西利 本店

「京つけもの西利 本店」は、本光寺から徒歩3分の場所にあります。「京つけもの西利」は、京都の伝統的な漬物メーカーで、和食文化を大切にしながら、健康と笑顔のある食卓づくりを目指しています。京都の千枚漬けなど外せない定番から、お土産におすすめのギフト商品まで揃います。京つけもの西利 本店にある、西利キッチンAMACOCAFEでは、パフェやドリンク、ソフトクリームなどが楽しめるため、観光の休憩ポイントにもおすすめです。

-INFO-

京つけもの西利 本店

住所:京都市下京区西中筋通七条上る菱屋町150-1

営業時間:9:00~18:00

西利キッチンAMACOCAFE:9:30~17:00

定休日:年中無休

予約可否:不要

公式HP:https://www.nishiri.co.jp/c/c108

京都駅から本光寺へのアクセスは?

本光寺は京都駅から比較的近い場所に位置するため、徒歩での移動が一般的です。

徒歩でのアクセス

  • 京都駅から徒歩約7分
  • JR京都駅から西へ進み、堀川通りの一つ手前の通りを北上

最寄り駅からの距離

  • 京都駅から約550m
  • 東寺駅から約910m
  • 五条駅から約960m

バスでのアクセス

  • 三哲バス停から徒歩1分

駐車場について

本光寺には駐車場がありません。近隣のコインパーキングや公共交通機関を利用し、徒歩で行く必要があります。コインパーキングを利用する場合は、本光寺周辺は一方通行が多いため、大通りに面した場所をいくつかピックアップしておくとスムーズです。

まとめ

京都、本光寺についてご紹介しました。本光寺には駐車場がないため、近隣のホテルを拠点として徒歩での参拝がおすすめです。京湯元 ハトヤ瑞鳳閣は、京都駅から徒歩5分、本光寺まで徒歩4分と近いため、京都についてすぐチェックインし、その後すぐに本光寺へ参拝することも可能です。

また、京湯元ハトヤ瑞鳳閣の前には、新撰組が最後の拠点とした「洛中屋敷跡の石碑」がありますので、ぜひご覧になってください。

ご夕食では、和食料理人による華やかな京料理が楽しめます。京湯元 ハトヤ瑞鳳閣には、自家源泉の天然温泉があるため、ロマンあふれる幕末の歴史に思いを馳せながら、ゆっくりと一日の疲れを癒すことができます。

京湯元 ハトヤ瑞鳳閣

-INFO-

京湯元 ハトヤ瑞鳳閣

住所:京都府京都市下京区西洞院通塩小路下ル南不動堂町802

営業時間:24時間(フロント)、カフェ8:00~18:00(17:30LO)、Bar 17:00~2:00

定休日:年中無休

予約可否:可

公式HP:https://kyoto-hatoya.jp/

※記事の内容は2025年1月時点の情報のため、予告なく変更になる可能性があります。お出かけ前には公式サイトで最新情報をご確認ください。

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